談話室(ティータイム


こんなにも人は変わるのか?

             
画家とモデル

 

昔、イタリアに有名な画家がいました。ある時、この人は、天使と主イエスと十二弟子の顔をかくことになりました。大変難しいので、一年に一枚ずつかきました。絵をかくにはモデルが必要です。最初に天使をかくためにモデルを捜しました。多くの場所を捜しまわって、やっと教会の中で可愛らしい少年を見つけました。この少年は、可愛らしく健康そうで、しかも清らかな感じの子でした。早速、その子をモデルにして、天使の顔をかき、とても立派な絵ができました。画家は、次に弟子たちをかいていきました。 

 10年以上もかかってかきましたが、最後に主イエスを裏切ったユダの顔をかくことになりました。ユダの顔はどんな顔だろう、主イエスを裏切ったユダのことだから、悪魔のような顔に違いないと考えて、そのような人はいないか、画家は捜して歩きましたが、なかなか見つかりません。 

 画家は捜し続けて道を歩いていると、建物の陰からニューと手が出て「どうか恵んでください!」と乞食が出てきました。画家は驚きましたが、ポケットからお金を出すと、「おありがとうございます」と言って、歯ぐきを出してニヤッと笑いました。その顔を見た画家は、ハッとして、「これだ、これがユダの顔だ」と思って、早速その乞食を自分の家に連れて来てユダのモデルにしたのです。 

 すると、その乞食は意外なことを言いました。「旦那、わたしは子供のころ、こうやってモデルになったことがありますよ」。驚いた画家がいろいろ聞いてみると、またびっくりしました。この乞食は、何と何年か前に天使のモデルになったあの少年だったのです。(キリスト教例話集より) 

 こんなにも人は変わるものでしょうか?悲しいことです。しかし、主イエスを愛する人は、主イエスに似る者に造り変えられていきます。 

1.義人の道は、あけぼのの光のようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる」(箴言4:18)

  2.「彼らは涙の谷を過ぎるときも、そこを泉のわく所とします。初めの雨もまたそこを祝福でおおいます。彼らは、力から力へと進み、シオンにおいて、神の御前に現れます」(詩篇84:6-7)

  3.「わたしたちはみな、おおいのない顔をもって、鏡のように主の栄光を見つめつつ映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちへと造り変えられていきますが、それはまさに霊なる主からです」(IIコリント3:18) 

主イエスを愛して見違えるように変えられたクリスチャンを多く見ています。以前はあんなに悪かったが、今はこんなにも祝福されているという証しが多くあります。クリスチャンは,光から光へ、力から力へ、恵みから恵みへ、栄光から栄光への人生です。

それは、わたしたちの決心や努力によるのではなく、死から復活されたキリスト、命を与える霊がわたしたちの内側に入って、わたしたちを内側から造り変えてくださるのです。主の救いを賛美します!

  出典:日本福音書房「恵みのことば」第11

                             
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